コロナとウクライナで生活が一変した。欲得と利権争いにこの世は狂っている。欲望なくして市場経済は成り立たないが、物欲を煽りパイを大きくするより、LOHASやスローライフなどの精神的なゆとり生活や文化芸術を楽しむことに意識を転換して、もっと生活の質を高めることに社会資源を傾けるべきである。
しかし、皮肉にも、コロナ自粛による経済活動の減速低迷化は、物流にも増して精神文化を支えるものが犠牲になってしまった。失われた伝統文化や風習は数限りなく、精神の荒廃は嘆かわしく、最近の事件や出来事がそれを物語っている。
経済の行き詰まりは戦争ビジネスでは解消できない。戦争もコロナも、極論すれば酒やギャンブルや売春などと並ぶ社会悪かもしれないが、改めて原罪を抱える人間の性の悲惨さ、醜さを実感する。
改めて、人間の罪深さを痛感する。今あることに感謝したい。